梅酒に使われる梅にはどんな種類があるの?

梅酒と言ってもスタンダードな梅酒から、ちょっと変わり種の梅酒まで様々な種類の梅酒があります。

でも、どんな梅酒でも基本は3つの材料からできています。

  • お酒
  • 砂糖

どれも梅酒のキャラクターを決めるためには重要な材料ですが、一番基本となるのが「梅」ですよね。

では、梅酒に使われる梅にはどんな種類があるのでしょうか?

 

梅酒に使われる梅の種類

梅には大きく分けて2種類あります。

  • 花梅
  • 実梅

 

 

花梅

「花梅」とは、花を観賞することを目的に作られた品種の総称になります。

花の色は鮮やかなピンク色をしており、見るものを楽しませてくれます。

実は小ぶりだったり、肉厚が薄かったりと、食用に出ない訳ではありませんが、少し物足りなさを感じてしまうものになります。

 

実梅

「実梅」は梅干しや梅酒の材料にするために栽培される品種の総称になります。

花の色は花梅に比べて色が薄く、白っぽいものが多いので、観賞用としては少し物足りなさを感じます。

その代り、実は大粒のものが多く、さらに肉厚であることから食用に適していると言われています。

梅酒に使われる梅も「実梅」がメインとなります。

 

花梅と実梅の違いはなに?

先ほど紹介したように、梅には「花梅」と「実梅」という2つの分類に分けられています。

しかし、花梅と実梅の違いは非常にあいまいです。

花梅だからと言って実が全く使えないわけでもありません。

なかには非常に鮮やかなピンク色の花を持ちながらも、よい実が収穫できる、花梅と実梅の両方の特徴を持っている品種も存在ます。

 

梅と杏子は兄弟?

見てもよし、食べてもよしの梅ですが、実は梅と杏子(あんず)は兄弟なんです。

見た目も非常に似ている梅と杏子。

植える場所によって梅が杏子になったり、杏子が梅になったりすることさえあります。

津軽を初めとした青森では、梅の代わりに杏子を使い「梅干し」と呼んでいるそうです。

 

梅酒に合う梅の種類とは?

では、梅酒によく使われている梅を紹介したいと思います。

 

南高梅(ナンコウウメ)

梅の生産量日本一の和歌山県を中心に生産される「白梅」です。

非常に有名なブランドで、一度は聞いたことのがる名前ではないでしょうか?

皮が薄く、種が小さく、果肉が柔らかいのが特徴で、梅の最高級ブランドとして2006年に認定されています。

南高梅は「なんこううめ」か「なんこうばい」という2つの読みかたがありますが、正式には「なんこううめ」と読みます。

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白加賀(シラカガ)

古くは江戸時代から栽培されていて、日本全国で生産されているのが白加賀です。

特に関東地方では盛んに生産されています。

南高梅と同じく、実の粒が大きく、果肉は肉厚ながら繊維が少ないのが特徴です。

太陽の光をたくさん浴びた面は、熟してくると紅色に変わります。

白加賀は梅酒にもよく使われていますし、梅干しとしても人気の梅となっています。

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古城梅(ゴジロウメ)

古城梅は「青いダイヤ」と呼ばれ、梅酒に適した品種と言われています。

大正時代に生まれた古城梅は、発芽と開花はほかの品種に比べると遅いですが、収穫時期が早いのが特徴です。

南高梅より、実が固くしっかりしているため、梅酒などに多く用いられていますが、近年では生産量が大幅に減ってきており、非常に貴重な梅となっています。

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鴬宿梅(オウシュクバイ)

南北朝時代から存在していたといわれる歴史のある梅です。

その特徴は固めの果肉にあります。

その為、型崩れしにくく、梅酒にもよく使われています。

また、固めということから、カリカリ梅などにも使われることが多い梅です。

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高田梅(タカダウメ)

福島県で盛んに生産されている梅が高田梅です。

その特徴はとにかく「大きい」ということです。

そのサイズはなんとゴルフボールよりも一回りも二回りも大きくなります。


そしてその大きさに反比例するかのように種が小さいことから、ほかの梅とは比べ物にならないくらいの肉厚を誇ります。

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藤五郎(トウゴロウ)

米どころ新潟の亀田地区で多く生産されている梅です。

江戸時代から生産されている歴史の古い梅です。

特徴は酸味が非常に強く、梅干しにしてもとても酸っぱく感じます。

粒は大きめで、種が小さいため果肉が厚く食べごたえがあります。

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豊後梅(ブンゴウメ)

寒さに強く、北は北海道から南は九州まで幅広く生産されている豊後梅。

大柄な木に枝ぶりが良く、淡紅色の花が美しいことから観賞用としても親しまれているうえに、果実も食用として用いられる万能型の梅です。

日本には奈良時代に薬用として渡来しました。

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