宮坂醸造 真澄梅酒 長野県

真澄梅酒

  • 名前:真澄梅酒(ますみうめしゅ)
  • 酒造名:宮坂醸造(みやさかじょうぞう)
  • 公式HP:https://www.masumi.co.jp/
  • 地域:長野県諏訪市
  • 酒の種類:焼酎乙類
  • 梅の種類:白加賀(群馬県産)
  • アルコール度数:14%以上15%未満

日本のど真ん中にある湖「諏訪湖」。

引用元:諏訪市観光ガイド

夏は全国でも屈指と言われな諏訪湖花火大会が盛大に行われ、冬は湖面の氷がせりあがる神秘的な「御神渡り(おみわたり)」が出現し、湖畔には良質な温泉が湧き、日本最古の神社であるとも言われ日本全国にある諏訪神社の総本社である「諏訪大社」があるなど、決して広くない土地でありながらも、多彩な観光名所が存在する諏訪湖。

そのほとりにある酒蔵が「宮坂酒造」です。

引用元:宮坂酒造公式HPより

酒造りには良質な酵母がなくてはならない存在であることは、多くの人が知っていると思います。

全国の酒蔵で一番多く使われている酵母「七号酵母」。

その七号酵母の産みの親である酒蔵が「宮坂醸造」なのです。

正確には生み出したわけではなく、なんと酒蔵に自然に住み着いた酵母だそうです。

七号酵母は現代日本酒の基礎を築いたとも言われています。

そんな七号酵母の産みの親でもある宮坂醸造が造りだしている梅酒が「真澄梅酒(ますみうめしゅ)」です。

宮坂醸造が造りだす真澄梅酒への情熱は並々ならぬものがあります。

宮坂醸造の主力商品は「日本酒」ですから、通常なら日本酒をベース酒として梅酒を造るのが一般的だと思います。

しかし「おいしい梅酒」に拘った宮坂醸造では、あえて日本酒ではなく焼酎をベースに梅酒を造り上げました。

もちろんその焼酎も地元の良質なお米を自社で精米して自社生産した焼酎です。

その焼酎に砂糖と白加賀梅でじっくりと漬けこんで造られた真澄梅酒。

ハチミツなど余計なも(正確には余計なもので貼りませんが)のを添加しないことで、甘さ控えめですっきりとした味わいの梅酒に仕上がっています。

甘すぎる梅酒はちょっと苦手だけど、ソーダなどでは割りたくないという方にもおすすめの梅酒となっています。

スッキリとした甘さを活かして、カクテルベースとして使用するのもお勧めです。

七号酵母とは?

日本酒造りに欠かせない「酵母」。

酒蔵オリジナルの酵母を使うところもありますが、多くの酒蔵は日本醸造協会が配布している酵母を使用します。

その配布している酵母の主力が「七号酵母」です。

「協会7号」「真澄酵母」とも呼ばれています。

古来日本酒に使われる酵母は、酒蔵に住み着いている酵母が使われていました。

しかし、酵母の品質は酒蔵の環境に大きく影響する為、現在のように冷暖房や湿度管理などが出来なかった当時は、酵母の品質による日本酒の出来不出来の差が大きかったと言われています。

その為、安定した品質の日本酒を生産するために、酵母の培養が始まりました。

7号酵母は宮坂醸造の酒蔵に存在していた酵母がベースとなっている為「真澄酵母」とも言われています。

現在では最も多く使われている酵母であり「酵母の横綱」とも言われていますね。

宮坂醸造はどんな酒蔵?

引用元:諏訪市観光ガイドより

宮坂醸造の歴史は古く寛文2年(1662年)に戦国武将であった諏訪氏の家臣が武士という身分を捨てて創業した酒蔵が現在の宮坂醸造の原点です。

その後昭和8年(1933年)に現在の宮坂醸造株式会社を設立しています。

諏訪大社のご宝物「真澄の鏡」を酒名に冠し、その上質な酒は早くから評判となっていました。

徳川家康の6男である松平忠輝公も真澄を愛した一人だと言われています。

その真澄の酒造りが大きく変わったのが大正の中頃、28歳で杜氏となった窪田千里氏によるものだと言われています。

窪田千里氏は全国の酒蔵を巡り歩き、試行錯誤を繰り返しながら「おいしいお酒」を造り上げることに生涯にわたり情熱をかけ続けました。

その結果、真澄は昭和18年全国清酒品評会での第一位を皮切りに品評会で次々と上位へ入賞。

さらに今や日本を代表する酵母「七号酵母」の発見など、宮坂醸造だけでなく、日本の酒造りそのものを変えた人物としても有名となります。

その窪田千里氏の意志を引き継いだ現在でも、「奇抜な個性を売り物にするな。心を磨き、人を育み、米を選んで、本物だけを求め続けろ。」という言葉も元、先人たちが築き上げた真澄らしさを大切に、良質なお酒を造り続けています。

番外編 真澄にトラックが突っ込む?

宮坂醸造の酒蔵の目前には、ビーナスラインで有名な白樺湖から下ってくる坂道となっています。

長く急な坂道が続くことから、トラックのブレーキが利かなくなり、なんとそのトラックが信号待ちしていた乗用車もともも宮坂醸造に突っ込んでしまうという事故が発生しました。

Masumi

大きく破損した歴史ある酒蔵。

幸いにもツッコんだのは店舗であり、閉店後だったこともあり人的な被害はまのがれたそうです。

酒蔵はその先の中庭を挟んだ先にあり、酒造りには大きな影響は出ませんでしたが、巷には「真澄の酒が飲めなくなる」なんて噂が広がり、真澄を買い占める人が続出したという・・・

宮坂醸造のおすすめのお酒

真澄ゆず酒

真澄梅酒と共に人気の「ゆず酒」です。

真澄がこだわって造り上げた自家製の焼酎に贅沢にたっぷりとゆずの果汁を加えた、シンプルながらも味わい深いゆず酒となっています。

使われているゆずは産地まで出向いて厳選されたものを使用しています。

真澄 純米大吟醸 山花

長野県と山梨県にまたがって広がる八ヶ岳 。
みても良し、登っても良しと人気のスポットですが、そんな八ヶ岳に咲き乱れる可憐な花をイメージして作られたのが「真澄 純米大吟醸 山花」です。

杜氏が真っ先におすすめしたいと語っているこのお酒は大吟醸ならではの芳醇な香りと滑らかで飲みやすさが特徴です。

全米日本酒歓評会2019で銀賞を受賞したのもこのお酒です。

銀撰真澄

真澄ブランドを地元だけでなく全国に築き上げたともいえる銘酒「 銀撰真澄 」。

すっきりとした喉ごしで飲みやすく、毎日の晩酌にピッタリ。
冷でも熱燗でも常温でも楽しめる一品となっています。

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